長門大井-萩ツーリング

2016.9.26
 延期になった運動会も昨日無事終了。本日が振り替えのお休み。波予報は1mと好条件。やはり、カヤックをすることにした。今回は、シーツ―サミットの時の練習として、車中泊をして、その後にカヤックとロードバイクをすることに。昨夜は、運動会の打ち上げ。飲まない私は、1次会で、失礼して、この計画を実行することにした。
 まずは、車に、車中泊ができる用具と、カヤックとロードバイクを積み込まなければならない。カヤックとロードバイクはすでに積み込むことはやっているので、それ+車中泊の道具だ。ベッドの板と、ベッドの下をささえるものと、RVボックス。ぎゅうぎゅうになるかと思ったが、案外簡単に乗せることができた。
 途中で、明日の朝の食事用のパンやおにぎり、飲み物などを購入して、今回のルート、長門大井〜萩方面へ向かう。さすがに、全部積んだ状態で、車中泊は無理なので、ゴールの萩の菊ヶ浜にロードバイクを置いておく。夜中なので、不審者と間違われないように、すばやくおろす。そして、スタート地点の長門大井でもいいのだが、ここはただの駐車できるスペースがあるだけなので、トイレ完備のマリーナ萩の駐車場にすることにした。ここは、以前も車中泊をしたことがあり、安心だ。カヤックを横に乗せた状態でのベッドメイキング。これも、案外すんなりとできた。結局眠りについたのが、深夜1時ごろ。


 
 夜中は暑いぐらいだったのだが、さすがに朝は少し冷えている。昨夜の打ち上げで食べすぎたのか、あまり食欲がなく、購入していたおにぎりは昼食に回すことにして、朝はパンだけにして、準備にとりかかる。車中泊をすると、スタートが早くできるのがいい。長門大井に到着し、カヤックのセッティング。海に繰り出すことができたのは、午前8時。これで、しっかりとカヤックを堪能できる。
 大井 海岸は漂着したゴミが多かったので、河口からスタートすることにした。

 波予報どおり、凪。いい感じで海上散歩。この波なら、大島などにも行けそうだが、今回の目的地は萩。西に向かって進む。前も平日には漁船が多いと思ったが、今日も、いたるところに漁船が停泊し、もぐって貝類などを採っていた。
 今日は、凪。気持ちよく進む。
 漁船が多い。
 平らな島が多いのがこの辺りの特徴。

 笠山の半島をぐるっとまわり、先端の小さな港に入ってみる。椿まつりなどでは、ここが会場になって、にぎわうところだ。
 小じんまりした港もいい。
海から山頂の展望所が見える。ここからみる海の景色はとても綺麗だが、海から見る笠山もなかなかいい。
 灯台の雰囲気もいい。

 マリーナ萩のある港にも行ってみることにした。このあたりのホテルは海を臨める部屋が売りなのだろう。ただ、廃業してしまったホテルもいくつかある。

 面白い形をした岩などを眺めながら進む。
 普段は見ることができないところを通っていると思うと、贅沢な気分に。

 そうこうしているうちに、意外に早く萩に到着。見島や大島、相島行きのフェリーが出航する港が見えてきた。時間もあるので、ここから川へ上ることにした。
松本川というらしい。萩の町は中洲のようになっていて、その片方の川だ。以前、海が荒れていたときに、もう一方の橋本川を上ったのだが、今回は松本川を上ってみた。川に入ったとたん、結構な流れ。しっかりパドルで漕がないと前へ進まない。萩の街並みを眺めながら進む。
 
 いくつか橋をくぐり、すすんでいくと、川の中に、林があるようで、まるで、未開の地のような雰囲気。なかなかいい。

 さらに、流れが早くなり、必死で、漕ぐ。そのうち、1mぐらいの段差があるところに到着。ここで、川上りは終了。Uターンをして、菊ヶ浜を目指す。
 結構な流れに逆らってここまで来た。
 松本川にかかる橋は低いものが多い。

 9月も終わりとなると、さすがに海岸で泳いでいるような人は誰もおらず、落ち着いた感じの浜。
本日のゴール。
浜から駐車場まで砂浜が結構あるので、カヤックをかついでいくのも大変と思い、ひきずって行ったのだが、これが失敗。カヤックの底の塗装などがだいぶはげてしまった。カートのようなものを準備しよう。

 昨夜置いておいたロードバイクに乗り、スタート地点の長門大井へ向かう。シーツーサミットだと、ここも本気モードにならないといけないけれど、今日は、そこそこ。

 大井へ到着し、ベッドなどをもとのようにもどし、ロードバイクを積む。そして、再び萩へ。ここで、カヤックを積み、益田へ向かう。

 本日のシーカヤックもとても気持ちよく、海と川を満喫。満足〜。
 本日のルート カヤック22キロ   ロードバイク11.16キロ

 このパターン(車中泊 カヤック ロードバイク)初めてやってみたが、案外いい感じ。これだと、いろいろなところへ遠征してもいけるかも。ただ、カヤックを下ろせるようなところと駐車場という2つの条件がそろうところは、田舎ならまだしも、山陽側などはなかなか難しそう。今後の課題だ〜。

 












シーカヤック